Train Sim World® 6は、世界各地の有名な鉄道を自分の手で運転できる本格的なシミュレーションゲームです。ニュージャージーの通勤電車やイングランドの美しい海岸線、さらにドイツの高速鉄道など、魅力的な路線が多数収録されています。運転士としてレバーを握るだけでなく、車掌として切符を確認したり、自分だけの列車をデザインしたりと、遊びの幅が非常に広いのが特徴です。今回は、鉄道ファンも初心者も楽しめるTrain Sim World® 6の魅力を詳しく解説します。
Train Sim World® 6の序盤攻略ポイント
まずはトレーニングセンターを活用して、列車の基本的な動かし方を完璧にマスターすることが大切です。理由は、実際の運行路線に出ると信号のルールや複雑な計器操作が必要になり、基礎ができていないとすぐに立ち往生してしまうからです。アクセルやブレーキの加減、そしてパンタグラフの上げ下げといった一連の流れを、練習用の広いコースで体に覚え込ませてください。
- トレーニングセンターで各車両の固有操作を一つずつ確認する
- 画面に表示されるアイコンガイドに従ってレバーの位置を覚える
- 速度制限を守る感覚を養い、オーバーランを防ぐ練習を繰り返す
- ニュージャージー・トランジットなどの電化路線で電気の供給手順を学ぶ
最初は難しく感じるかもしれませんが、Train Sim World® 6には親切なチュートリアルが用意されています。ボタンを押したりレバーを引いたりする手応えを感じながら、まずは列車をスムーズに出発させられるようになりましょう。きかんしゃトーマスの追加コンテンツから始めると、より親しみやすい雰囲気で操作を学べるため、初心者には特におすすめです。
Train Sim World® 6で行き詰まったら
もし運転操作でミスが続いて行き詰まってしまったら、新しく追加された車掌モードに切り替えて気分転換をしてください。運転士としてのプレッシャーから解放され、乗客のドアを操作したりチケットをチェックしたりする別の楽しみを見つけられるからです。駅と駅の間ではのんびりと車窓からの景色を眺めることもできるため、路線の特徴を落ち着いて把握するのにも役立ちます。
- 車掌モードで列車の運行スケジュールや駅の場所を再確認する
- ランダムイベントが発生して進めないときは、機器の故障や信号待ちの状況を冷静に分析する
- フリーローム機能を使い、予定に縛られず好きなルートを自由に走って操作に慣れる
- 音声によるアナウンスや旅の詳細を聞き逃さないように注意し、状況を把握する
Train Sim World® 6では、予期せぬトラブルが突然発生することがあります。信号がなかなか変わらなかったり、速度制限が急に厳しくなったりしても、焦らずに対処することが攻略の鍵となります。行き詰まったときこそ一度立ち止まり、ルート全体の流れを観察することで、運転士としてのスキルは着実に向上していきます。
Train Sim World® 6の隠し要素は？
隠し要素というよりも、無限の広がりを見せるのがクリエイタークラブと過去作からのコンテンツ引き継ぎです。前作までに集めた路線や機関車をそのまま移動させることができるため、コレクションを増やせば増やすほど遊べるステージが膨大になります。自分だけのオリジナルデザインを施した列車をオンラインで共有したり、他の人が作ったユニークな編成をダウンロードしたりする楽しみは尽きることがありません。
- 過去のシリーズで購入したお気に入りの路線を最新の環境で楽しむ
- カラーデザイナーを使って、現実には存在しない自分だけの塗装車両を作成する
- 編成デザイナーで、好きな機関車と貨車を組み合わせたカスタム列車を走らせる
- フォトモードを起動して、走行中の決定的な瞬間や美しい景色を撮影する
また、路線の各所には収集アイテムが隠されており、これらを探し出す探索要素も用意されています。駅のホームや線路沿いを歩いて回ることで、運転席からは見えなかった細かいこだわりを発見できるはずです。Train Sim World® 6は単なる運転ゲームではなく、鉄道に関連するあらゆる体験をカスタマイズして自分なりに拡張していくゲームと言えます。
Train Sim World® 6のクリア時間は？
Train Sim World® 6には決まったエンディングが存在しないため、クリアという概念はありませんが、1つの路線に含まれるシナリオをすべて終えるには約10時間から20時間ほどかかります。収録されている3つの新路線を遊び尽くすだけでもかなりのボリュームがありますが、これに加えてフリーロームや車掌モードを含めると、プレイ時間は100時間を優に超えていきます。
- 1つのシナリオを完遂するのにかかる時間は30分から1時間以上
- 全路線の全ダイヤを網羅しようとすると数百時間が必要になる
- 過去作のDLCを導入している場合は、遊べる内容がほぼ無限に増殖する
- お気に入りの区間を繰り返し運転して、運転精度を高める楽しみ方が中心となる
鉄道シミュレーションというジャンルの性質上、同じ道を走っても時間帯や天候、発生するイベントによって体験は毎回異なります。そのため、一度走ったから終わりではなく、理想的な運転を目指して長く遊び続けるプレイヤーが多いのが特徴です。自分のペースでゆっくりと時間をかけて、世界中の名だたる名列車を制覇していってください。
