杖と剣の伝説

Warhammer 40,000 Darktideの攻略!ネタバレ注意!隠し要素は?

テルティウムの深淵へようこそ、拒絶されし者たちよ。今回は『Warhammer 40,000: Darktide』に追加された新クラス「ハイヴスカム」に焦点を当てて解説していきます。ハイヴの最底辺から這い上がってきた犯罪者集団である彼らは、これまでの統制されたクラスとは一線を画す存在。アデプトゥス・メカニカスやシスター・オブ・バトルを期待していた諸君には少々ショッキングな追加かもしれませんが、この「ヤク中」とも形容される危険なクラスをどう使いこなすか、あるいは避けるべきか。デラックスエディションの内容も含め、その実態を徹底的に暴いていきます。

Warhammer 40,000: Darktideの序盤攻略ポイント

まず結論から言えば、ハイヴスカムでの序盤は「死」と隣り合わせであることを覚悟すべきです。このクラスは非常に打たれ弱く、安易な突撃は即座にダウンへと繋がります。

多くのプレイヤーが指摘するように、低レベル帯では耐久力が皆無に近い状態です。前回の追加クラスが頑強な警官(アービテス)のような立ち位置だったのに対し、ハイヴスカムはまさに無秩序そのもの。以下のポイントを徹底してください。

  • 二丁拳銃(アキンボ)の過信は禁物: このクラスの目玉である二刀流・二丁拳銃スタイルは非常にユニークで新しい体験を提供しますが、序盤の火力は決して高くありません。スタイリッシュですが、敵の群れを溶かせるほどのパワーはないと心得ること。
  • 防御の薄さを立ち回りでカバーせよ: 「スクイシー(柔らかい)」と評される通り、正面からの殴り合いでは勝ち目がありません。ヒットアンドアウェイを徹底し、敵の攻撃を受けない位置取りを常に意識する必要があります。
  • 役割はかく乱: 爆発物やスティム(薬物)を扱うことに長けています。正面突破ではなく、爆発物で敵陣を崩し、混乱に乗じて攻撃を加える卑劣な戦法こそが生存の鍵。

序盤はとにかく生き残ることが最優先。独自のスキルが解除されるまでは、チームの足手まといにならないよう慎重な立ち回りが求められます。

Warhammer 40,000: Darktideで行き詰まったら

ハイヴスカムを使っていて「敵が倒せない」「すぐ死ぬ」と行き詰まった場合、それはあなたの腕前だけが原因ではないかもしれません。クラス自体の設計が極端であるという事実を受け入れる必要があります。

レビューにおいて、このクラスは「大砲のないガラスの(大砲)」と揶揄されています。つまり、防御力は紙のように薄いのに、それを補うほどの圧倒的な火力も持ち合わせていないという厳しい評価です。

  • 近接武器を見直す: 初期の近接武器はダメージが低く、頼りになりません。もし近接戦闘で競り負けるなら、より強力な武器が手に入るまで戦闘スタイルを射撃・爆発物主体に切り替えること。
  • 「薬」をキメろ: キャラクターの背景設定にもある通り、スティム(強化薬)の使用はこのクラスの真骨頂です。バフ効果を最大限に利用し、一時的な爆発力を高めることで窮地を脱する戦略を組み立てるべき。
  • 最善の策は「クラスチェンジ」?: 辛辣な意見ですが、チームへの貢献を第一に考えるならば、別のクラスに着替えて参加するのが最も効果的だという声も少なくありません。どうしてもクリアできない高難易度ミッションでは、無理にハイヴスカムにこだわらず、ベテランやオグリンなど安定したクラスに戻るのも立派な攻略です。

このクラスは愛とロールプレイ精神で使うもの。性能の限界を感じたら、無理をせず他クラスの力も借りて装備を整えてから再挑戦するのが賢明な判断と言えるでしょう。

Warhammer 40,000: Darktideの隠し要素は?

ゲームプレイ上の隠し通路というわけではありませんが、ハイヴスカムに関しては「見た目」に関する隠された(あるいは気付きにくい)要素と注意点がいくつか存在します。デラックスエディションやコスメティックの取り扱いには特に注意が必要です。

まず、ハイヴスカムのデフォルトの衣装や、苦行(Penance)で解除される衣装についての評価は散々です。「鉄片と革ベルトを巻きつけただけの、ディープでダークなボンテージ風」と評されるその見た目は、あまりに過激で美的センスを疑うプレイヤーも多いでしょう。

  • 理髪店(バーバーサージョン)の活用: キャラクター作成時に選べなかった外見要素や、DLCに含まれる特定のコスメティックアイテムは、ハブエリアにある理髪店ステーションで変更・適用が可能です。初期の見た目に絶望する必要はありません。後から無料で調整できることを覚えておくこと。
  • デラックスエディションの罠: 「ユニークなタトゥー」や「髪型」が含まれていますが、これらはハイヴスカム専用であり、他クラスへの流用は不可能です。また、これらのコスメティックを使っても、根本的な「ダサさ」が解消されるとは限らないため、購入は開発へのお布施と割り切るのが吉。

隠し要素というよりは「仕様の穴」に近いですが、外見のカスタマイズはこのクラスを楽しむ数少ない要素の一つ。ハブエリアの施設をフル活用して、自分だけの最悪な犯罪者を作り上げてください。

まとめ

Warhammer 40,000: Darktideの新クラス「ハイヴスカム」は、良くも悪くもプレイヤーを選ぶ玄人向けのコンテンツです。アデプトゥス・メカニカスやシスター・オブ・バトルといった人気勢力の追加を待ち望んでいたファンにとっては、期待外れ感は否めないかもしれません。

しかし、二丁拳銃という新しいプレイスタイルや、ダーティーな世界観に没入できる点においては唯一無二の価値があります。

  • 長所:
    • 二刀流・二丁拳銃(アキンボ)という新しい操作感。
    • 「最悪の犯罪者」になりきれるロールプレイ性。
    • 後半に解除されるユニークスキルには面白いものがある。
  • 短所:
    • 圧倒的な耐久力不足(ガラスの装甲)。
    • 火力も現時点では中途半端。
    • 初期スキンが独特すぎて好みが分かれる。

総評として、このDLCはセール時に購入するか、開発元を支援したい熱心なファン向けと言わざるを得ません。性能重視で「最強」を目指すなら他のクラスを、混沌とスリル、そして「ヤク中の爆弾魔」という狂気を楽しみたいならハイヴスカムを選んでください。帝国の敵を道連れに、派手に散るのもまた一興です。

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