巨大企業に雇われた請負人チームを率いて、不可能な任務に挑むHostile Takeover。本作はサイバーパンクな世界観と、デッキ構築型のターン制バトルが融合した戦略的なゲームです。プレイヤーはカスタマイズ可能なサイバネティクスとカードを駆使し、強大な敵に立ち向かわなければなりません。しかし、独特なリソース管理システムやランダム要素により、一筋縄ではいかない難易度を誇ります。そこで今回は、本作を効率的に攻略するための重要なポイントを解説しましょう。
Hostile Takeoverの序盤攻略ポイント
序盤を乗り切るために最も重要なのは、本作独自のパワー（コスト）システムの理解です。一般的なカードゲームと異なり、本作ではマナが自動回復しません。その代わりに、手札を捨てることでパワーを得るという独特なメカニズムが採用されています。
まず意識すべきは、パワーは毎ラウンドゼロにリセットされるという点です。つまり、リソースを温存するという考え方は捨ててください。そのターンで最大限の火力を出すために、どのカードをコストとして犠牲にし、どのカードを使用するかという取捨選択が求められます。
- 役割分担を明確にする：全員が攻撃役ではパワーが不足します。特定のキャラクターを「パワー供給役（リサイクラー）」として運用し、主力のアタッカーにリソースを集中させる戦術が有効です。
- カードの二面性を理解する：各カードには使用コストと、捨てた際に得られるパワー量の両方が設定されています。強力なカードほどコストが重いため、時には泣く泣く強力なカードを捨てて、別のキャラのアクションを優先する決断が必要です。
- 毎ターンの使い切りを意識する：パワーは持ち越せません。手札と現在のパワー計算を毎ターン厳密に行い、無駄なく行動権を使い切ることが勝利への近道となるでしょう。
Hostile Takeoverで行き詰まったら
敵が強すぎて勝てない、あるいはボス戦でジリ貧になってしまう場合は、デッキ構成だけでなくサイバネティクス（アップグレード）とクラスの特性を見直してください。このゲームにおいて、キャラクターの強さを決定づけるのはカードだけではありません。
サイバネティクスによるアップグレードは、カードと異なり常に効果を発揮するパッシブスキルです。これらがキャラクターのクラス特性と噛み合っているかどうかが、後半の難易度を大きく左右します。例えば、ステルス能力を持つクラスがいる場合、敵の攻撃対象を操作することが可能です。
- シナジーを最優先する：単体で強力なアップグレードよりも、デッキの軸となる戦術を強化するものを選んでください。防御を固めて反撃するスタイルなら、被ダメージ減少やシールド関連の強化を集めましょう。
- ヘイト管理を行う：姿を消して攻撃を回避するキャラがいるなら、あえて別の耐久力が高いキャラに攻撃を集中させる配置やスキル回しを徹底します。チーム全体でダメージをコントロールする意識が不可欠です。
- ブラックマーケットの活用：マップ探索中に出会うショップやイベントは、戦力を底上げする貴重な機会です。リスクを恐れず探索を行い、装備を整えることで、理不尽に見える戦闘も突破口が見えてくるはずです。
まとめ
Hostile Takeoverは、単なるカードバトルではなく、リソース管理とチームビルディングの妙を楽しむ作品です。独特なパワーシステムに慣れるまでは苦労するかもしれませんが、カードを捨てる勇気と役割分担の重要性に気づけば、攻略のペースは格段に上がります。
最後に、攻略の要点を振り返っておきましょう。
- パワーは毎ターンリセットされるため、温存せずに使い切ること。
- 誰がエネルギーを供給し、誰が攻撃するかという役割を毎ターン判断すること。
- サイバネティクスとクラス特性の相乗効果（シナジー）を常に意識すること。
プロシージャル生成されるマップは毎回異なる顔を見せますが、基本となる戦術は変わりません。サイバネティクスの力と冷徹な計算で、巨大企業の支配を覆してください。